お花炭とは、木の実、花、葉、果物、竹の根や枝などを炭化させて作る炭の一種です。素材をそのままの形で炭化させることが出来ます。素材としては、山にあるものでは松ぼっくり、栗のイガ、ヒョウタンなど、野菜ではれんこん、鷹のつめ、落花生などが面白いです。しかし、それらにこだわることなく、身近にあるものを何でも色々とお花炭にしてみるのも面白いです。お花炭は、素材ややり方にもよりますが、比較的簡単に作ることができ、道具も大袈裟なものは必要ありません。
松ぼっくりや栗など乾燥したものは、短時間で比較的簡単に出来ます。花びらや葉は壊れやすいので焼くのには神経を使います。
また水分の多い果物(パイナップル)などは大きな窯の中に入れて炭化させる必要があります。
お花炭は、五百年もの昔から、茶の湯の世界や武将などの茶室などで菊炭と共に使用され、飾り物としても愛でられ、優雅で高尚なものとして扱われていたようです。藩によっては、お抱えの炭焼師がいて、代々世襲制で独自の焼き方や秘伝の技術があったそうです。
季節にあわせ素材を選びます。壊さない限りその姿をとどめておく事が出来ますが、はかなく壊れやすいのもまた風情があるかと思います。飾り炭や花炭の活性効果は、他の炭ほどには及ばないのですが、 インテリア、癒し系グッズとしてブームになっているようです。
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花炭色々
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