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自然、その他



夫が毎週のように通う炭焼とは田んぼとはどんな所だろう〜??

子供が小さい時は、家族でキャンプだ、ハイキングだ、と毎週のように出かけたものですが、息子が成長するとともに、各々の趣味に、遊びに、と週末の時間の使い方が変わり何時しか私の中では " 自然" は遠い世界になってしまっていました。
そんなある日、夫は一人で三ツ沢に通い始め、私が習い始めた植物画のモチ−フにと草花を持って来てくれるようになりました。毎週出かけていく夫の三ツ沢での様子や、後に通い出した青梅の田んぼの作業小屋作りの話などを聞いているうちに、こんなに野の花が咲いているなら自分も行って、自分で採ればいいのだと思いつきました。そして、連れていったもらった三ツ沢で久保田のお爺ちゃんに会い、炭焼の話を聞き、初めて炭焼窯を見せて頂きました。何ヶ月後、雑誌でお花炭の事を知り、自分でもやって見たいと思い、今度は教えて頂く為に一人で車を飛ばし三つ沢に通い出しました。
花炭を初めて自分で焼いて家に持ち帰った時は、嬉しくてテーブルの上一面に並べてひとつひとつ眺めました。テーブルの上一面に並べたものですから、
夕飯を並べる場所がなかったのを覚えています。

三ツ沢に初めて行ってからもう四年がたちました。最初の頃は、見るもの聞くものすべてが初めての事ばかりでした。ノコギリの使い方から竹の切り方、急斜面での竹の倒し方や竹割りの方法、チェーンソーの使い方まで教えて貰い、三ツ沢の人達や通ってくる仲間達と顔中炭だらけにして、釜だしや袋ずめなどなど、毎週のように作業をして釜に火を入れる日々が続きました。今は花炭を焼きたい時以外は、月一回ぐらいのペースで通っています。

月一回の定例会では、フォーラムの仲間達、ドラム缶釜の製作者、炭焼職人、竹炭のプロと総勢十名前後で、竹切り、炭材作り、窯詰、火入れ、釜だし、袋詰と真っ黒になりながら、日常や仕事の疲れを炭焼で癒し、ライフワークとしての炭焼を楽しんでいます。
将来田舎に住み炭焼を楽しみたいというアイターン派の人達も通って来ます。この場所では色々な人達と出会う事が出来ます。

今はハンドルを握っていても山道に差し掛かるとわき見運転です。めぼしいものを見つけると即座に車を止めます。見るもの触るものすべてが炭の対象です。
私が住んでいる町は、東京都と川崎市の境目にあります。駅を降り、住宅街と反対の方向に進むと、山肌がむき出しの南山があります。南山には里山の風景が残っており、好きな場所の一つです。一回りしても一時間位のところですが、ここが散歩コースでもあり、蔦を採る場所でもあります。

蔦を手にとり、自己流で自由に編み上げていきます。本当の自己流なので文字通り同じ物は二度と出来ません。イメージした物と出来上がりが、似ても似つかないこともたびたびですが、思いがけずに気に入ったものが出来る楽しみもあります。
南山 蔦の篭と炭