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生活と炭



バーべキューに、除湿に、消臭に、飾りとして。

炭の用途は様々です。

我が家では、クローゼット、下駄箱、押入の片隅には木炭を、冷蔵庫、冷凍室、ポットの中にはミネラル分の多い竹炭を、炊飯器の中には備長炭と、様々な炭を使っています。また実用的な用途ばかりでなく、飾りとしても部屋のあちこちに飾っています。我が家は、まさに炭尽しです。

炭のもつマイナスイオンは、空気を浄化すると言われています。また、私の好きな物である陶器、蔦の篭、野の草花、染め物などともとても良くあいます。炭の輝きと黒の持つ渋さに心が落ちつきます。特に冬、深夜部屋にいると、炭が乾燥して割れた様な音がします。このピ−ンと糸を張りつめた様な澄んだ音色を聞くのが好きです。

七年前から炭焼に通う夫は、我が家では変人扱いでした。でも今や炭ブームの先駆者です。身内も友人も巻き込んで、まだまだ炭は楽しめそう!
竹炭


菊炭とは、クヌギを炭にしたもので、火つきが良く火力が強いです。切り口の断面が菊の花の模様の様でとても綺麗なのが特徴です。その美しさから、茶道の世界でも使われてきました。

私は、中をくり抜き、くろずとけと土を入れ、苔を埋め込みます。苔は蓼科の友人が時々持って来てくれるものです。色が悪くなったら取り替えています。

霧吹きで日に何回かの水分を与える必要がありますが、結構長い間楽しむことが出来ます。 苔が乗っているお皿は、夫が焼き物用の土をこねて、炭焼釜に入れて作ってみたものです。陶芸釜のように温度が高くないので、楽焼きのような感じです。
苔と炭


焼き物にも興味があり、以前から作品展をまわったり気に入ったお店をのぞいては、少しずつ集めています。

中でも釉薬をかけない備前焼や唐津など素朴な味わいのものが好きです。高価でなかなか買うことが出来ませんが、気に入った器が手に入った時などは、何を盛り付けたらこの器にあうかなと考えて楽しんだりします。例え、買うことが出来なくても、空想するのもまた楽しみのひとつです。

一つ良いものに出会うと、新しい出会いへとつながっていくような気がします。

焼き物には炭や野の花が良く似合います。これが焼き物を好きな理由のひとつかもしれません。
玄関のディスプレイ

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